大変後れ馳せながら。
おかげさまで10、11月連続の洋館ミステリ劇場
江戸川乱歩「闇を這うもの」
無事に完走できました!!
10月は毎年お世話になっている青山ビル。
オーナーの青山さんのご協力は元より、毎回楽しみに見にきてくださるお客様の温かい眼差しを受けて、それを励みにしながら、裏舞台では1階から4階を大移動、筋肉痛になりながら、無事完走!!
そして少し空いての11月公演は毎日新聞とのコラボ企画。はじめて演らせていただけることになった、中央電気倶楽部にて。こちらも無事に好評のうちに幕をおろすことができました。
お客様はもちろん、共演者やスタッフなど、関わってくださったすべての人に感謝を感じずにはいられません。
今回は今まで以上に新しい体験ができ、演じながらも空間を楽しめて感激でした。
本当にありがとうございました!!
そして無事に無事にと私が何度も口にしてしまうのは、実は今回の公演を完走するにあたり、個人的には、いろんなハードルを乗り越える必要があったからでした。いつもなら、こういうときは少し遠慮がちに参加を希望するところでした。…が、しかし、この作品は洋館ミステリ劇場の作品たちの中でも再演率が高く、その分私自身も思い入れのある役でもありました。だからなんとか、できるなら、無理してでもやり遂げたかった役だったのでした。
その分、 私にとってはいつも以上に努力を強いられる状況でもありました。もしかしたら劇団員や共演者に迷惑をかけてしまうかもしれない…そんな不安を稽古中から本番までずっと持ちながら。でも、そんな私の状況を受け入れてくれて、私の仕事を負担してくれたり、気遣ってくれたりした劇団員のみんなにはすごく感謝しています。支えてくれた仲間がいたからこそ、完走できた公演でした。
また、客演さんやスタッフさんたちも信頼できる人たちが集まってくれて、色々な不備もあったと思うのですが、快く協力してくださって、本当に良い座組で演じられたことに、感謝しています。
また、中央電気倶楽部のときは、一階で最後にお客様を直接お見送りさせていただいたのですが、その時に直接、感想や、満足感いっぱいの笑顔をいただけたことも嬉しかったです。
困難な状況の中で、やり遂げた充実感のゴールは、やはりお客様の笑顔。楽しんでいただくために頑張ってきたんだなぁと感無量な気持ちでいっぱいでした。人生の宝物が、またひとつ増えました。
本当に、素晴らしい時間を体験をありがとうござぃました!
関わってくださったすべての人に“感謝”!!
Gフォレスタ
杉本ヒロ子